A.Nさん
燃えよ人生、いつでも最盛気で
平成はや3年、時の流れは早く人間は年齢を重ねていく。最長記録の昭和をはさんで四代を生き、なお第1線で活躍する明治生まれは多い。私の先輩たちがそうで、各界の第一人者も天職を愛して老いをしらぬ。国際気功協会会長瀬戸山三男先生もその一人、明治は遠いと思わない。
人間は生命力が尽きて現世を去るが、魂のエネルギーに活力あふれる限り衰えや病をはね返す。その魂をいかに燃やし続けられるかは個人の精神力、無心の修行しかない。
人間は生きながらえて立派なのでなく、年齢と共に積み重ねた知識、得難い経験を生かして尊い。古人は「人生は朝露の如し」と言ったが、人生はそう短いものでも、はかないものでもない。心がけ次第で充実した人生も、悔いのない生涯も送れるはずだと思う。
酒に親しみ、友と語り合って楽しい。読書やスポーツ、趣味もまた楽しい。仕事に天職を感じてこれも楽しい。楽しいことは数限りなくあって、楽しくない人生なら意味ないこと。
明治と平成は対象的な世代だと思う。気骨の明治男と言われ、明治女性はシンの強さ野中に奥深い献身的な優しさを持っていた。“女は弱く、されど、母は強し”である。
今の繁栄も戦争、戦後の厳しい時代を耐えて克服した明治人、それに育てられた次世代の強さが源泉になった。現代は男性が無気力になり、女性が本質のやさしさを欠く。子には甘いだけで、真の教育を見失った。そこに自分だけよければ、他人への迷惑は平気だでは道徳もすたれる。
老齢化社会に進むのと、人手不足は矛盾する特徴になった。三十代、四十代は人生の登り坂であるが、五十代に入ると企業では停年が待ち受ける。第一線に立って生きがいを感じた年代から途端に、たそがれの人生を知らされる。
男は仕事に生き、男の取り柄も仕事しかない。働き盛りの身に仕事を取り上げられたとき、第二の人生に乗り出すか、孫を相手の老後生活に満足するかだ。
次の六十代、七十代もその延長線で、活力が燃え尽きていなければ人生の最盛期として活躍できる。
人手不足は世界で日本だけ。繁栄経済に職場はいくらでもある。人材難には知識や経験を生かせる。五十代、六十代は余生が長過ぎるし、七十代、八十代も働けば老齢化社会は来ない。
人生、八十歳まで、いや、百二十歳まで生きようと、天職としてのその人の役割りが完全に燃焼されなければ完成されないのだ。
気功を修練していると、思いのほか人間に明日が見えてくる。これで人生が楽しくなった。もっと気功を重ねて高次元の気を得て本佛の心、宇宙の姿を見てみたいものだ。
