S.Yさん
私の気功体験
早いもので、私が通慧功と出会ってより、もう一年余りになります。
最初は知的興味から入った気功が最近では、私の日常生活の大きなバックボーンに成長して来た様に感ずるこの頃です。
昨年(1989年)5月、朝日新聞紙上で「気功の講座と体験」の催しがあることを知り、干先生のお話を拝聴したのが私と気功との出会いでした。私は元来身体は頑健な方で、病気とは縁が薄かったのですが、学生時代はスポーツの選手をやり、会社勤めになってからも、体力・気力の保持、増強には関心が深かったので、朝のランニングを20数年続けたり、座禅に通ったり、数年前は本で「借力法」なる呼吸鍛練法の独習を試みたり等々の体験から、「気」の鍛練、調整による気功健康法については、大変興味を引かれました。
昨年6月末に、38年間の会社勤めを退職した機会に、7月から通慧功の教室に入門ざせていただきました。正直いって、当時毎週一回一時間の入門コースは、基礎動作の習得が主で物足りない感じがしましたが、参加者の中には既に“気感”を感ずる人もあり、びっくりしました。
入門コースを終えましたが、私の場合、家での練功も少なかった為か、ほとんど気感を得ることがなく、9月より築基コースに進みました。築基コースでは、干先生から中医学の理論に基づいた動作、意識のご指導を受け、興味も湧いて、色々気功関係の図書を購入して読んだり、割合熱心に家での練功に励んだ所為か徐々に気感も出てまいりましたが、それでもそれ程目立った変化はありませんでした。 11月の指導員養成コースを経た頃から、入静や、小周天らしきものを時々実感し、心身の変化を感ずるようになり、毎日1~2回の練功も欠かさない様になりました。当時の心境を次の短歌にたくしたものです。
「何時までも健やかたらんと始めたる
気功の道よ 奥深きかな」(’8 9,11)
お蔭様で昨年の冬は、ここ数年使用していた電気毛布も必要なくなり、朝目覚めると全身にじんじん温かい気血が巡る感じがする等、日毎に身体の変化を感じました。
気功における調身、調心、調息の実践は心と身体をリラックスし、気血の循環を促進して、心身のバランスが取れた最も優れた生理状態になるといわれますが、私の最近のゴルフ体験も、その様な過程の例ではないかと思います。
ゴルフはよく「メンタルなスポーツ」といわれ、技術もさることながら、その人、その時の心理状態が大きくスコアメーキングに影響します。私もゴルフを始めてから20数年になり、曽てのオフィシャルハンデは15でしたが、割合よいスコアーも出ていました。
しかし、最近は年間数回しかコースに出ず、スコアーも92~1 0 0の間をふらつく事が多かったのですが、今年の4月、ず-っと練習もせずに4ケ月ぶりで兄弟ゴルフをやったところ、いつものショット前の力みもよくセーブ出来、パットも冷静で久しぶりにグロス87と80代のスコアーが出、特に後半のハーフ(9ホール)では、2ケのバーデー、ミサのパーと私としては最近にない内容のよい出来でした。練功の効果か、ショットやパットの前、大分、心のコントロールがうまくなったなあと実感した次第です。昨年以来、協会での教室や練功等に参加した際、色々な方の体験談をうかがうと、特に病気をもった方が、通慧功をやられてからの効果が顕著の様で、また不思議な気感を経験された方も多く、私の様な健康で、理屈っぼい男は、気感が少ないのかなあと思っていました。ところが、今年の5~6月頃から急に朝目覚めた時とか、練功中に、色々な形の快い気感を感ずる様になり、また日常生活に於いて、イライラやあせりがなくなり、心の安定、意念の集中が仕易)くなりました。
最近、練功中特に感ずることは、「六合平秘通慧功」といわれる所以の、「六合化一」ということで、正に自分の存在は、天地宇宙の一部として、気で通じあっているのだなあと、感ぜられることです。
干先生のいわれる「怠けないで、正確に通慧功の練習を続ければ、誰でも、必ず所期の目的である健康長寿、智力増強、潜在能力の開発等を計り、日常生活を愉快にすることが出来ます。」ということを実感しつつあります。
私は還暦を2年過ぎ、その割りには元気なので、なんとか現在の健康状態を維持したいとの気持で通慧功をやっていたのですが、最近は練功により、心身共に毎日若返って行く感じで、色々な気感も深まり、来年の今頃はどう自分が変わって行くのか楽しみに思うようになりました。
現在の日本の社会生活環境は、高齢化問題も含めて、心身のバランスを保つには不都合な面も多くなって来ており、我々の友人やまわりの人々の中にも、心身の不調を訴える人が多くなっていますが、「気功」こそ究極の健康法の一つとして、多くの人々に実践していただきたいものと願って居ります。