H.Nさん
発気の視覚像
始めての気功施術の時から気の感じはありました。
私がうつ伏せに寝ている足元の方に先生がおられたと思います。私の腰の上にゴルフボール位の風の球のような物がクルクル回っている感じから、波紋のような影がリング状に、頭のほうへ拡がってゆきました。
気功施術を何回か重ねると、その度に感じる波の状態は変わります。
一度は頭のほうからオーロラ状の緑や赤い色の重なりに自分が包まれ、とても暖かい感じがしました。
この事を何度目かの気功施術の後、于先生にお話したところ“気”を見せて下さいました。先生は半眼で半句座され「見えますか?」と聞かれました。私も向かって座っています。始めど一ん!と熱気のようなものがぶつかってきたようでした。
そのうち先生の左肩あたりから、白っぽい金色をしたネオンのようなものが、先生の体から少し浮いたところに帯状の光になって、体の輪郭にそっで伸びていったのです。
その帯の両側には細い輝きが無数に見えます。たとえれば植物の茎にあるうぶ毛に光を当てた感じに近いようです。しかし私はこの時、眼鏡をかけていなかったので本来ならそんなに微細な光まで見えるはずがありません。先生と私の間は1.5メートル程でしょうか、その位の距離ではテレビの字幕も良く読めないぐらいの視力です。
金色の光りは全身をめぐるように人の形になりました。光は頭の方ほど強く感じます。次に私の目の端に何か見えるので視線を左右に動かすと、まるで残像のように人形をした金色の光が見えます。これは残像なのか、そこに生じた光りなのかわかりませんが、全部で三体見えました。その時には光の中にいる先生の姿は、ぼんやりとしか見えなかったように思います。その過程をずっと見ていられたのは、その光が全くまぶしくなく、むしろやわらかな感じでした。普通の光のように目が疲れたり、痛んだりしないのです。
そのうち先生の頭の上に、頭の幅で透射光のような真っ白な光の筋が4本くらいの束で立ち登りました。ゆれないローソクの炎ような形で、スーツと天井のあたりまで届きました。
この光は上に向かってシュツ・シュツと放射されているようです。視覚としてはまったくゆれたりしないのですが、他の金色の光とは違って上昇する運動が感じられるからです。私はこの光が最も印象的でした。
最後に突然ぱっと全ての光が消え、ずっと続いていた熱感もなくなりました。この時先生の発気が終わったのだと思います。時間にして三分ぐらいだったようですが、もっと長かったのか、短かったのか、両方の感じが残っています。以上は'89年の初秋の頃でした。
*于先生の体から出た光は、普通の人から医学博士までの大勢の人に見られました。筆者のH.Nさんもその中の一人です。