K.Oさん(42才 女性)
通慧功との出会い
私が通慧功を知ったのは’89年5月でした。それは、全くの偶然というか運命的な出会いで、今考えてみても何か大きな力が働いていたように思います。
気功に関しては、’87年9月に受けた乳癌除去手術がきっかけで、近くの気功教室に通った他、’88年8月、夫と2人で北京に行き気功師の李先生から「峻峰内功」を1ケ月間学び、時々怠けながらも練功を続けていました。私の癌は進行度Ⅲ度(再発率60%前後)でリンパ節への転移もあり化学療法を受けざるを得ない状態でしたが、抗癌剤の服用は、私自身の持っている免疫力や生命力を損なってしまうのではないかという意識が離れず、医師の反対を押し切って投薬を中止しました。その頃中国へ短期留学した人から、病院の気功科に入院している末期癌の人たちが笑顔で治療を続けている様子を聞きました。日本では考えられないことです。私もいづれ再発することがあっても、気功治療を受ければ精神も安定し笑顔で生活することが可能かもしれないと、気功に対する期待がふくらみました。李先生は気功をするにあたり次の3点が大切だと教えてくださいました。①信じること、②続けること、③他人、特に家族のことを考えること、そして、又、外気治療を受けるだけなく、自分自身が気功を練習し内気を蓄えていくことが病気を治すことにつながる、即ち、受け身の姿勢ではなく積極的に自分が病気を治してゆこうという気持ちが大切だと教えられました。
’89年4月、友人から癌が再発したHさんに気功を教えてほしいと連絡が入りました。気功を覚えて調子を整え、中国に行って外気治療を受けたいという希望でした。けれどHさんは緊急手術が必要となり、一緒に気功をする機会を得ないまま容体が悪化してしまったのです。早急に気功師を紹介してもらえないだろうかと相談を受けた私は、北京に連絡を取りました。そこで紹介されたのが温[オン]先生という方でした。国際気功協会に電話したところ、そちらにいらっしやるとのこと、(于先生の中国呼びは于[ウン]先生)双方とも聞違いに気づかないまま于先生と出会うことになりました。
そして、丁度国際気功協会で「難病にかかっている方のための気功講習と体験」という講習会があって、私はそれに参加しました。そこで初めて通慧功と出会ったのです。今思うと、私の様子を心配した先生が特に気を送って下さったのだと思いますが、肺や心臓がすぐにあたたかくなり、冷たかった身体が静かにあたたかくなっていくのに驚きました。教室内全体が軟らかい優しい気で満ちていて、身体がフワリと包みこまれるようでした。もっと驚いたのは身体全体にあたたかさが広がっていくにつれ、混乱していた気持ちが落ち着いていったことです。何か大きな力、意志のようなものを感じました。この体験がなかったら、苦しくても事実をきちんと受け止めようと考えることは出来なかったかもしれません。Hさんは私と于先生を結びつけるために友人を通して私の前に現れたのだと思いました。Hさんの「気功を学びたい、元気になりたい」という気持ちはそのまま私の願いでもありました。Hさんの死をしっかりと受けとめ、誠実に練功を重ねることでしかHさんの気持ちに答えることは出来ないと思っています。
’89年11月の指導員養成コースを経て、現在通慧功の入門教室を座間で開いていますが、その中から4人が築基(通慧功の専門コース)に進み于先生の存在の大きさを実感しております。通慧功では中医理論に基づいた明確な内容の気功なので、動作も意識の導き方も、とても自然で無理がありません。私なりに今までいくつか経験した気功に比べると、気感を得るのが非常に早く、しかもハッキリしています。また、身体が大変快ち良く、先生がおっしゃるように“愉快に”なります。于先生の声を聞いているだけで、気持ちが良く幸せになるという人が私のまわりにたくさんいますが、それは先生の人柄によるだけなく、先生の気がとても良質で、気の品格が非常に高いからだと思います。
私自身、現在は大変元気で、久しぶりに会う人たちに必ず「顔色がすごく良くなったし、顔つきが全然変わった」と言われますが、そういえば以前は1シーズンに1~2回は必ずダウンしていたのに通慧功始めてからは一度も病気になったことはありません。これも于先生という素晴らしい指導者に思まれたからこそと思います。癌は死に至る病として一般的には不幸なこととされていますが、癌にかからなければ、こんなにも深く気功を学ぶことにはならなかっただろうし、于先生と出会うこともなかったでしよう。沢山の人と出会って新しい世界を広げることも出来なかっただろうし、今の私もなかったと思うと、この病気にかかったことは決して不幸なことではなく、私にとって大きな意味のあることだと思います。本当に沢山の人達に支えられていることを痛感しています。1人でも多くの人が通慧功と出会って、明るく健康な生活を遂げることが出来るようお手伝いすることが、先生や私を支えて下さった人達に思返しをすることにつながるものと思います。感謝。