2013年5月21日火曜日

【体験談】 腫瘍が消えた例 〔長文〕

『通慧』1992年4月号より
M.Sさん

腫瘍が消えた

これは昨年暮れから、今年にかけて私の人生ではじめて起きた不思議で、しかし苦しく素晴らしかった、1ケ月の体験記録である。

それは12月の初旬の事であった。
風呂場でなにげなしに下腹部を見たとき、わずかに膨らんだ身体の異変に何かひっかかるものを感じた。
手で触れると、脆肉とは違う固さが伝わつてきた。
自覚症状も無く、また腹が出てきたかと過ごしてしまえばそれまでの事であつたが、そのわずかな膨らみがなぜか心にひっかかった。
それまでの私は身体のどこも異常がなく、仕事も順調で、健康の為に毎日1万歩以上のウオーキングと3年半通っている西野流呼吸法(硬気功)の稽古も楽しく、毎日毎日が充実していた。
恐らく脂肪のかたまりでも出来たのであろうという軽い気持ちであった。

12月4日
念の為近くの大学病院へ行くことにした。
診察室で、数分間、触診した医師は首をかしげながら診察室を出ていつた。
やがて、別の年輩の医師を伴って戻つてから事態は一変した。
その医師も触診した後、私を別の診察室へ移し、2人がかりで超音波の測定を行つた。
「下腹部に何か異常なしこりがあります。この腫瘤はこの検査だけでは分かりません。CTスキャンでもっと良く調べてから判断します。」
検査は出来るだけ早いほうが良いとの医師の話で、1週間後にCTスキヤンの検査をすることになった。
家に戻り、事態の重大さが段々と心にのしかかつてきた。
「こんなに元気な私が、もしかすると癌かもしれない。」
その時、先日読んだ気マガジンの記事が脳裏をよぎつた。
その記事は「私と予永昌師」という体験談の記事であつた。
癌の末期患者が、外気照射で快方へ向かつている事、泌尿科で手術の決まった70才の男性が数回の気功気功施術で完全に直つた話など、今の西洋医学では考えられない出来事がが数例紹介されていた。
「これだ!」一瞬の迷いも無く、私を救つてくれるのはこの人だと言う直感が閑いた。
直ちに連絡をとりたいと焦るが、記事には場所も電話番号も載つていない。
そこで、出販社に電話をするが5時過ぎのせいか誰も出ない。
記事の中に国際気功協会とあつたので、電話番号を調べ、早速連絡をとつてみた。
その結果、国際気功協会は田町にあることが分かり、幸いにも2日後にキャンセルがでて気功気功施術を受けられる事になつた。

12月6日
于先生の気功気功施術が初めて受けられた。
その気は柔らかく私を包み、心の底から安心感が広がっていくようであった。
数分後、目の前に紫色の光が一杯に広がって消えた。
私は、一昨年前から医療気功にも関心を持ち、中川気功を伊豆の道場で習い、自分でも少し気を出すことが出来たので、気感は良く感じられる様になっていた。
于先生の気は、西野流呼吸法で身体が10メートルも飛ばされる西野先生の激しい気とも違い、中川気功で身体がグラグラと揺れる中川先生の強い気とも違う、何か優しい母の愛情の様な全てを包んでくれるやすらぎのある気であった。
気を受けながら、これで直るかもしれないと言う気持ちが心に芽生えていった。
于先生の話では外気功だけではだめで、通慧功という先生が創られた気功法を自分でやり、内気を高めれば治療効果も高いとの事であった。
早速、通慧功のテープと本を購入して家でやる事にしたがもう一つピンとこない。
その後、通意功の支部が地元に有ることを知り、そこへ入ることにした。
CTスキヤンを受ける12月11日迄、少しでも良くなる様にと空いている集団の外気照射の日は出来るだけ入れてもらい、12月9日、12月10日と于先生の気功気功施術を受ける。

12月12日
暮れも押し迫つた12日、前日撮影したCTスキャンの結果を聞きに大学病院へ出かけた。
担当医は数枚のフイルムを見た後、EIJ室で他の医師と何やらフイルムを見ながら相談の後、説明に入った。
「CTの結果ですと恥骨と皮膚の間に約5センチの腫瘤があります。 脂肪の塊なら黒く写るのですが、黒くはないので脂肪の塊とは考えられません。 もう少し、検査をしないとはっきりしたことは言えませんが、二つのことが考えられます。一つは何等かの原因による炎症です。この場合は抗生物質を飲んで無くなるのを待ちます。もう一つの場合は悪性の腫蕩です。この場合は直ちに手術をしなければなりません。確率は五分五分でしょう。」
医師の指先には確かに自っぽい、やや濁った情円形の異物が不気味に撮っていた。
そして、生検(細胞検査)が12月16日と決まった。
私は以前から年末に夫婦でハワイ旅行の計画を進めていた。
旅行が可能か医師に闘くと行っても可とのことであった。
これが夫婦最後の旅行になるかも知れず、予定どうり計画を進めることにした。

12月13日
通慧功地元支部の指導者 大島貴美子さんと連絡をとり、御主人がOリングテストを用いた鍼灸師であることを知り、早速出かけることにした。
Oリングテストは、正しくはバイ・デジタルOリングテストといい、大村恵昭博士が開発した気のテストのことで、専門的な説明によると人間の脳をコンピユーターとして、指の筋力をセンサーとしたバイオセンサーテストのことで、異常部刺激ないし電磁波刺激によって指の筋力が変化するという生体の生理的現象を利用した臨床診断法である。
Oリングテストは身体の異常部の発見、治療薬剤の選択、異常原因の検索、感染症及びガンのスクリーニングとイメージング等、臨床の診断治療に役立つテストである。
日本の医学界ではまだ認められていないが、最近、このテストを利用する医師や鍼灸師が増えており、アメリカやヨーロッパでも注目され、フインランドの医学誌はノーベル賞に値するものと絶賛している。(久留米大学医学部 下津浦康裕先生 気マガジン7月号よリ引用)
Oリングテストの結果、私の身体は胸から大腿部にかけて異常電磁場により電磁気が非常に多く帯磁していることが判明した。異常電磁場に長時間さらされたことによつておこる病気と予防については開発者の大村博士がOリングテストの医学会で研究発表している。
(異常電磁場については三島支部発行の「昴」創刊号にも大島さんの御主人が書いておられる。)約3時間の治療で大分消磁してもらったが、灸が全然熱くないほど悪いらしい。
異常電磁場は寝室の弱い地磁気の影響らしく、数十年の蓄積がこんな症状となつて現われたらしい。
この地磁気を防ぐため、後日秋葉原で50センチのアース棒を購入、スーパーで台所用のアルミ箔を数本買い畳をはがしてシールドした。
食事もOリングテストの結果、動物性蚤白質や砂糖、牛乳、バター等が禁食となった。
更に別の情報で胸腺から分泌されるキラーT細胞等のリンパ球が細菌やウイルス等の外敵やガン細胞に対して直接身を挺し闘うので、これを生み出す胸腺の強化の為マッシュルームを食べることにした。

12月16日
朝から寒風が吹き、寒い日であつた。
生検の為、病院へ行く。担当医より詳しい様子を聞きたいと妻も同行。
生検の始まる前に疑間点をい〈つか聞く。
「患部に生検の針を刺した時、癌の場合悪化することはないか。」との問いに対し、その確率は3000分の1とか。しかし、その危険性よりも検査により細胞の内容を知り、悪い場合早急に手術する安全性をとるべきとのことだつた。
妻も年末年始で病院が休みに入るし、またもしハワイヘ行つた場合、具合いが悪〈なつたときどう対処したら良いかなど質問した。
中座した医師が戻つてきてから意外なことを言いいだした。
「ご心配されることも分かりますので、色々検討しましたが思い切つて手術することにしましょう。日程上、2月5日が空いていますのでこの日に手術、1月29日に入院してもらい、生検はその2日前の27日に延期しましよう。そうすれば、ご′心配の件も解決します。いずれにしても切つた方が良いと思います。」
考える余地もな〈、あつさりと手術の日が決ってしまった。
その日のうちに入院手続きをとる。

帰りのバスの中では妻もあまり口をきかない。
きつと私の気持ちを気付かつているのだろう。
バスの車窓に写る万両の実の赤さが何故か気になった。
深刻な事態になってきた。手術と決めた医師の判断は正しいだろう。
五分五分と言つていたが、悪い可能性が高いのかもしれない。しかしまだ癌と決まったわけでない。
子供達には何時話したら良いか。 色々な思いが脳裏をかけめぐつた。
しかし、驚〈ほど動揺は少なかった。頑張れるだけ頑張ろう。ハワイ旅行を取りやめる気は全くなかった。

数年前の自分だつたら恐らく不安でノイローゼ状態になっていたろう。
私の精神状態をこんなに強くしてくれた思人が二人いた。
その一人は西野流呼吸法を教えてくれた西野皓三先生であった。
3年半の間に、身体が変われば自分自身も変わると教えられたが、常に前向きな強い意識とこの程度のことに負けないたくましい精神力を植え付けて下さつた。
そして、もう一人は中川気功の中川雅仁先生。数々の難病治療のお話や、末期癌から完治した老婦人、膠原病で車椅子の入院生活から医師の指示を振り切つて退院、闘病生活に打ち勝った女性など、数多くの難病から立ち直った人々に引き合わせてくれ、その体験談
から病気と闘う強い意志を植え付けて下さつた。
この二人の先生のお陰で落ち着いた精神状態でいられると思う。

12月17日
于先生に手術の決まったことを話す。
入院まで1ケ月。少しでも腫瘍を小さくしなければいけない。小さくなれば手術も延期されるかもしれない。 それから先はまた対策が立てられる。まず小さくする様に全力をあげようということになつた。
それには外気照射をもつとふやさなければいけない。との事で遠隔外気照射(遠隔気功)を数多く入れ、2~3日に1回とする。
「苦しい時の神頼み」と言うが、普段はあまり手を合わせなかった神棚に毎日お参りするようになった。そして、般若心経を唱えるようになった。また、知人から癌治療に良くきく神社として奈良の大和(おほやまと)神社の事を聞く。その友人が幸い大阪まで行く
のでお札を依頼、後日手に入る。
先日、平成四年度の運勢暦を買う。今年の運勢指針で「日頃の陰徳が報われ神仏による恵みを受けられる年、計画した事を実現するため積極的に行動せよ。」とあつた。
波動表は1月(47.5)とやや悪いが、2月(80)、3月(85)の吉運で積極策良好とあった。

12月18日
初めて座間支部の通慧功の練功に参加.六合平秘功が心地良い。それまでの本を見ての自己流とは大分違う。
于先生のお話で気功はそれぞれ波動が違うので色々な気功をやっては良くないとのことで、西野流呼吸法も中川気功もやめ、通慧功一つに絞ることにした。
ただ呼吸法で、呼気ほ西野流の場合日から吐くが、通慧功は鼻から吐くのでそこだけがうまくゆかない。

12月22日
通慧功の朝練習の日.5時30分に起床、6時4分の電車で練習場所の公園に行く。寒いせいか先生以外は誰も来ず、大島先生と二人だけで棟功.錨粧功の際、一瞬だが素晴らしい香がする。
1日に少なくとも2回は通慧功をやり、真気の出た手を患部に当てなさいという于先生の指示でこれはできるだけ守る事にした。
また、足の湧泉から気を引き上げ、手の労宮まで通すと気感が感じられるのでこの手を患部に当てることを少しの時FHlでも行い、電車の中でも心がけるようにした。
この時は常に良い気が悪い細胞をやつつけ、どんどん患部が直つてゆくイメージを持つた。このイメージ療法は脳を刺激し、治療効果を上げると先日のテレビ番組で放送していた。
数日前から于先生の外気功の際や自分の手を近ずけた時に患部が痛むようになつた。
この症状を于先生に聞くと、悪い細胞は気を入れないように抵抗するが、気はそれを突きやぶってねじりこむのでその際に痛むわけで、これは気の治療効果が出ている証拠だそうだ。
これも痛みつばなしではなく、しばらくすると痛みは消えてゆく。恐らく気で免疫細胞を活性化させ、悪い細胞を貧食しているのだろう。
また、2週間前からプロポリスを飲んだ方が良いとのことで、 1日に数十滴(毎食後)を服用する。
プロポリスは文献によるとミツバチが種々の樹木の皮や木の芽などから集めたエッセンスを睡液などで混ぜ合わせた物質から出来た天然薬である。
ハチはこれを巣の内壁に塗り、強力な殺菌力により巣内を無菌漱態に保つ。
巣の中の一匹が死んだり、巣内に侵入した外敵を刺し殺した場合プロポリスで包んでミイラ化させ巣内を衛生的に保つ。
この様にプロポリスは強力な殺菌作用と防腐作用があり、他に炎症を押さえたり、酸化を防ぐ作用もある。医学的にはその抗菌性、ウイルス抑制効果、抗炎症作用、抗酸化作用などにすぐれ、副作用も無い。
プロポリスはヨーロッパでは紀元前3000年頃から広く用いられ、古代エジプトではミイラ保存の不可欠な物質として珍重された。
フランスのイヴ。ドナデユー博士によるとプロポリスはインカ族にまで知られ、発熱症の治療薬として使われたらしい。真偽のほどは定かでないがクレオパトラも病気と老化防止に愛用したといわれる。
日本ではまだあまり知られていないが、西欧や東欧では民間楽としてボピュラーな存在で、アメリカではプロポリス入りの歯みがき剤や化粧品まで作られている。(プロポリスの凄い薬効 木下繁太郎博士著 主婦と生活社より) |

12月25日
計画通リハワイヘ出かける。
いやな事を忘れて、ハワィの素晴らしい空気の中で人生を見直してこようと思う。

12月26日
時差ぼけか、腫瘍が悪化したのか一日中身体の調子が悪くものすごくだるい。

12月27日
ハワイの気候は日本の5月中旬のようで実に快適。日中は暑いくらいだ。それにしてもハイビスカスやブーゲンピリアなど花の美しさがひときわ目だつ。
ハワイに来ても通慧功とプロポリスは続ける。ここでの水道水は安全と問いてはいるがABCストアでミネラルウオーターを買い、これを飲むことにする。
今日は体調も良く、カウアイ島へ行く。シバの洞窟が印象的であった。

12月28日
食物には困つた。肉類が禁食なのでシーフードとする。幸いどの店も必ずメーンデッシュは肉か魚の選択が出来るので有難い。
アイスクリームも食べたいがだめ.フルーツは実に豊富だがこれもあまり食べられない。
日本にはあまり無いグアバジュースがとてもおいしい。
患部が少しElんだ感じ、手で触れてもしこりの違和感があまり無い。
今までの努力が少し出てきたか。

12月30日
帰国。日本は寒い。体調は良く患部の固い感じが無い。

1月1日
今年はどんな年になるか。希望を持とうと自分に言い問かす。
家族揃っておとそで祝う。子供達にいつ言い出そうか。屈託の無い子供達を見ているとなかなか言い出せない。
はじめて遠隔気功の外気照射を受ける。その効果に驚く。
気感は目の前で于先生が気を送つてくれているのと全く同じ。
25分過ぎに気がぐんぐん入って来るのがよく分かる。

1月2日
年始に来た弟に事情を打ち明け、入院の保証人になってもらう。
弟も大変にショックであるらしく顔が青ざめる。安心させる為、気功の話や患部の調子が良い事を話すが手術の一言が効いて冷静にはなれない様子である。
患部の調子が良いと話ながら、心の中では1月6日の医師の診断まで気がかりである。

1月6日
朝から診察の前に腎臓から勝航までのX腺撮影。12月20日の前立腺の分と今日の分と合わせてフイルムを持って診察室へ行く。フイルムの結果は異常なし。
「ハワイはいかがでしたか。 」
「とても楽しかったです。」
「それはよかつた。ところで患部の具合はいかがですか。」
「先生、それが何か少し小さくなっているようです。」
「そうですか。早速、見せたいただきましょう。」
そして問題の患部の触診。
念を入れて調べる先生の指先が患部を丁寧に探る。
「本当ですね。この辺に有つたのですが、全く無くなっていますね。不思議な事ですね。
手術する箇所が無いのだから手術はキャンセルしましょう。入院の手続きはこちらで取り消しておきます。」
そこで、はじめて于先生の外気照射の話をする。
「私は西洋医学の立場ですから、気功のことはよく分かりませんが、あるいは効果があったのかもしれませんね。生検をしていないので正確な事はわかりませんが、癌が消えるとは考えられませんので、悪性腫瘍とは考えにくいですね。こう言うことはごくまれにあります。」
診察室を出た瞬間、全身から緊張感と張りつめた気力が抜けていつた。
やがて、心の底から喜びが湧き上がってきた。
妻の顔が、子供達の顔が浮かんだ。
早速、病院から妻へ電話する。ホッとした様子が電話口から伝わつてくる。
夜、弟にも電話する。信じられないと電話回で絶句。
本に書いてあつた体験者の記事が現実となって私の身体の中で起こつたのだ。
苦しく、重く、つらい1ケ月の体験だつたが、于先生という素晴らしい先生に出合え、通慧功という無限の可能性を秘めた気功を知った。
そんな時、私の大学の友人が直腸癌で亡くなるという悲しい知らせが入った。
もう少し彼の事が早く分かつたならば于先生を紹介出来たのにと残念でならない。
今回の出来事で健康がいかに大切か、日頃の正しい生活態度がどんなに重要か身にしみてわかった。
これからは、家族の為にも、私自身の為にも健康でありたいと願う。
その為には、この素晴らしい通慧功を正しく身につけ、生活の一部として励んでゆきたい。
私もあと数年で定年である。定年後には指導者の資格を取り、この素晴らしい気功を多くの人に知つてもらい、私と同じ様に奇跡を信じる人達が沢山出る様に通意功に励みたいと思う今日この頃である。