S.Aさん
ある日の「通慧功」教室で
-于先生と生徒達との対話から-
六合平秘功の練習が終ったところで、Sさん(女50代)は「先生、私は数十年来、いつも風邪をひいていましたが、通慧功を練習してから、風邪が少なくなり、最近の数ケ月間一回もひいていない。本当にありがとうございます。」と喜びの報告です。
「そうですね、気功は体内の気を充実し、免疫力を高めますので、このような効果が徐々に現われますね。と于先生は答えました。Bさん(男64才)「先生、先ほど練功中の干洗瞼の時に手から何か香りが出て来ました。こういうこともありますか?」横にいたOさん(女、50代)「私は小豆を煮た時の香りを嗅ぎました。非常にいい香りでした。」、「私も小豆の香りを嗅ぎました。」と他の女の方も云いました。
于先生は「練功を重ねてレベルが徐々に高くなってくると、練功中にこのような現象がよくあります。実は、気は人間の色々なことを現わすものです。即ち、練功のレベル、健康状態や人間の徳、品格なども含んでいます。例えば、練功を続けて気が徐々に強くなって、更に進むと、徐々に気が柔らかくなってきます。いわゆる“功夫”が高まってきたのです。また心身が元気の場合は気の色も明るいし、気の感じも温かくて気持ちがいいのですが、もし病気の場合は気の色は汚れ、気の感じも病気の性質によって冷いとか、しびれとか、さまざまなよくない感じがあります。古くから気功界には、「いい気持をもって練功すれば、いい気が生ずるが、悪い気持をもって練功すれば悪い気が生ずる。」という訓えがありますが、これは単なる話しではなく、私の経験から見て本当のことだと思います。例えば、私が日本に来てから細菌に気をかける実験を3回行いました。その内2回は細菌を殺す気持をもって気を照射して、67~70%の細菌を死滅するという結果が電子顕微鏡の測定で判明しました。(一回はフジTVに放映され、一回はTV朝日に放映されました。その他の一回は菌を殺す気持をもたなくて気を照射しましたが、この時は全然菌を殺すことが出来ませんでした。この三回の実験でも古人の説話の正しさが実証されました。
“気持によって気の質が変る”ですから、気功の高師・達人は相手の気を探索するとその人の徳・品性まで判るといわれています。ですから伝統的な気功界の方々は、能力向上の修行よりは、人徳、品格の修行が第一と常に心掛け努力しています。他人を助けることは美徳であり、自分自身の徳をつみ品格を向上させます。例えば、伝統的気功界では、次のような習慣があります。どこかに品格の高い後輩がいるが、“功夫”は未だ低いときけば、しらべてそれが本当であれば裏から気を補充してあげて功夫を増大させます。(助功という)このように良い後輩を強化することも自分自身の徳を積むことになるわけです。勿論、そのうちに自分自身の気の質もますま上質になります。そうすると自分自身にもよい影響がもたらされ、他人にも良い影響を与えます。ですから伝統的気功界の方は皆、本気で絶えず他人を助けています。
皆さん若し、ある日突然に功夫が増大したら、あなたの努力の他に、善いことを沢山したので、他人から助功していただいたのかもしれませんね。」
Oさん(女50代)は「私はもう二年間位通慧功を実行していますが、だんだん若返って来たような気がします。私は自宅から、勤務先までに、約1時間半くらいかゝります。通慧功を練習してから電車の中ですわる気が全くなくなりました。電車に乗るとすぐ站椿功のポーズのようになって……」と話はじめると、そばのOさんよりもっと年輩の女性も
「そうですね、わたしも電車の中で、自然に両足を肩巾にして立つ姿になって、手さえも身体の前にボールを持つようにしたいのです」
Oさんは続けて「……下車まで立っています。疲れは全然ないし気持がいいのです。また時々若いときの友達と一緒に外出します。空いている座席があれば、いつも友達にゆづります。実は年は同じぐらいの仲間ですが、どうしても自分の方が若いような気がします。これは本当に通慧功のお陰と常に思っています。」
于先生「そうですね、気功を練習すれば、するほど気血の巡りが良くなって、各臓勝器官の働きや新陳代謝が活発になるわけですから、心も身体も若返るようになりますね、ですから気功は健康・長寿を達成することができるのです。」