2011年2月11日金曜日

【体験談】小周天達成の例

『通慧』1990年10月号より
E.Kさん

小周天達成と大周天に向けて
 その日も三時に起床し、練功していました。
 その時はいつにも増して、両足大腿部・下丹田・尾骨周辺にかけて、ぶるぶる、ゴトゴトと振動がきておりました。それは、まるで気泡が発生する浴槽に入浴しているような感じでした。それと共に、下腹部一帯が夏の暑い日に、暖房器具の前で暖をとっているような、とても熱くてたまらないような感じがしていました。通慧功の第四式の功法(密精築基)に進んでいました。集めた天の気を天目穴から注入し、重ね合わせた両手の掌心を、胸の前に沿って下丹田まで降ろしてゆき、それを臍のところまで待ち上げると同時に、沈めた体をゆっくりと、わずかに伸ばした時でした。やわらかい感じで、幅のある気流のような熱気が、尾骨の辺りから背中へ、そして頭の上へ上昇してゆきました。頭部に揺れるようなショックがきて、頭の中がポーツとして、一瞬わけがわからない状態でした。まもなく、それは体の前面を降下してゆくのがわかり、体全体がやわらかくて熱気流のようなものに包まれているような気持ちでした。
 通慧功に入門して約三ケ月半が過ぎた、4月23日未明のことであり、私が気功の鍛錬を始めてから4年と7ケ月が経過しておりました。私は、通慧功入門以前、ある気功法を学び日日練功していました。それは仏教系の気功でした。内容は、意識は自由、つまり意念をほとんど用いなく、調身(形)が重要であり、これがマスターできれば調心も調息も自然に出来てくると言う功法でした。
 私は若い頃より武道をしてきましたので、この功法に親しみを感じ鍛錬を続けておりました。それは究極の目標が外気功発放が出来外気治療も出来るようになるばかりでなく、天人合一を目指す奥の深い功法でもありました。この功法をずーっと続けてきまして、深い入静状態に入るようになりましたが、気功の本等に載っている周天法の感じがなかなかつかめなく、優れた気功家の先生の指導を受けたいといつも念じておりました。丁度その頃の事でした。于先生が各テレビ局に出演され、気功の科学実験等を発表し、それが評判になっておられたのは……
 私は平成2年の1月6日に通慧功に正式に入門しました。
 入門コースで六合平秘功の第一式から六式までの動作を于先生の奥様にご指導していただき、築基功へと進みました。ここでは、于先生に直接、意念導引法を御指導していただきました。はじめて于先生にお会いした時のことですが、先生は温かい光に包まれていらっしやるような重徳な印象で、正に仏光晋照という感じがして感動したものでした。
 築基功三回目のことでしたが、こんなこともありました。その日は、いつものように于先生と一緒に練功していました。ふっと先生の方に視線を向けると、先生の体が光にすっぽりと包まれておられるのが見えました。その光が私の体の方まで大きく広がってくるのがわかりました。そして、私の体の前面あたりでカメラのフラッシュを一度に何個もたいたような強烈な閃光がボーンという音がして爆発しました。それからでした。まず肺、次に小腸と続いて白く光った内臓が内視できるようになりましたのは。通慧功の六合平秘功は無理なく自然に穴位が開き、経絡が疎通し小周天が達成出来るようになります。通慧功の深遠さに驚愕し、又日日の練功でその功理を実践的認識をする。そしてまた、信念を持って恒心練功に邁進することが出来ました。私はそれから築基功を結業し、練功道場での鍛錬へと進みました。教室に通ってこられる皆さんと、気と魂の触れ合いをさせていただきながら。
 早朝の練功も、しなければならないとかいう義務感などはもたないで、自然なゆったりとした気持ちで日日行っております。練功後の樹木からの採気は、心身をリフレッシュさせてくれます。そして遠い山からの採気、遠くはなれた場所にある樹木からの採気、印堂穴での樹木の気との交流・・・。
 最近(7月下旬現在)は、地の気を涌泉穴からの吸入、百会穴からは天の気を吸入、そして全身からも気の流入が感じられるようになってきました。外気を発放しても疲れなくなり、むしろ外気発放後に、心身が爽やかで、高揚するような余韻が感じられるようになっています。
 以前はとてもカゼをひきやすく、入浴した次の日などは、必ずといっていいほどカゼをひき、それが長い期間続いて苦しんだものでした。今ではそういうこともなく、カゼをひいたかなと感じるときでも、すぐ治ってしまうようになりました。すっかり心身共に健康になりました。今も一人で練功する時に、于先生のお姿を心に想い、先生の想念的な波動を全身に感じてから始めるようにしております。
 叡智の結集で創られだ“通慧功”ここに人類のそして宇宙的な次元での可能性があると思います。一人でも多くの方々に通慧功を実践して、健康で幸せになっていただきたいと思います。それが真のユートピア建設への道だと考えています。これまでに、お世話になりました于先生はじめ皆様への恩返しの意味で、私も「一隅を照らす」気持ちで、お役に立たせていただきたいと思います。

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